横浜の総鎮守・伊勢山皇大神宮では10月1日にご神体を新本殿に移す「遷座祭」が執り行われ、同神社役員をはじめ崇敬者ら約250人が参列した。2年後には創建150年を迎える。
新本殿は伊勢神宮の内宮にあった「西宝殿」を2013年の式年遷宮の際に譲り受けたもので、旧本殿とほぼ同じ規模。
解体され名古屋に安置されていた社の木材は、5月中旬に横浜に運ばれ宮大工の手により組み立てられ9月中旬に竣工。境内の神楽殿に仮遷座されていたご神体が10月1日の午後7時ごろ、「浄暗」のなか新本殿に移された。20年5月15日には創建150年を祝す奉祝大祭が予定されている。同神社では「港の護り神として鎮座したお宮。150年を節目に、さらなる横浜の発展につながれば」と話している。
同神社の本殿は1923年の関東大震災で倒壊。5年かけて新たに再建され、今回が2度目の建て替えとなった。
創建150周年記念事業は第1期から第3期を計画。第1期では神楽殿・参集殿が17年に完成。第2期は今回の本殿造営とご神体の本遷座に奉祝祭、第3期では拝殿造営など境内整備が予定されている。
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