中区本牧元町の横浜本牧絵画館で2月から、同館初となる常設展「横浜本牧と絵画」が開かれている。
同館は本牧ゆかりの画家・岩田榮吉(1929〜1982)の作品を中心とした私設美術館。もともと年数回の企画展開催時にのみ開館するスタイルだったが、今回所在地である本牧を題材にした常設展示を行うことになった。
常設展は本牧を題材にした他の画家の作品、関東大震災や戦後の米軍接収に至る本牧の移り変わり、岩田やその親戚で本牧の名主・須藤家についてなどが紹介されている。
絵画の多くは各地の美術館が所蔵する作品の複製。館長の武田由隆さんは「全国に点在する本牧を題材にした作品を並べて展示できたのは意義深いと感じている。今後もコレクションを充実させていきたい」と話す。
常設展の入館料は100円。4月20日からの特別展開催準備に伴い、今回の常設展は4月1日まで。火曜休館。
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