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公開日:2019.07.11

西区の多国籍交流拠点発
世界の朝食レシピを一冊に
高校生と小学生が挑戦

  • レシピ本制作を支援するCoCの加藤功甫代表(右)と理事の中村典宏さん(カサコにおいて)

 地元の高校生と小学生の2人を編集長に、レシピ本「世界の朝ごはん」の制作準備が進んでいる。



 この取り組みは、多世代多国籍交流空間「CASACO(カサコ)」=西区東ケ丘23の1=で毎月第2・4日曜日の朝に行われている異文化交流イベント「世界の朝ごはん」の第100回を記念するもの。



 同イベントの常連という西区在住の高校3年生アヤカさんと小学6年生のトウコさんの2人の女性が編集長を務める。制作費である100万円を確保するためにクラウドファンディングにも挑戦。7月14日まで寄付を募っている(詳細は【URL】https://a-port.asahi.com/projects/casaco/)。



 異文化交流イベント「世界の朝ごはん」は、各国の魅力的な朝食をたべながら外国人との交流を通して、その国の文化や歴史、価値観を体験し世界を身近なものにしようという取り組み。開催場所であるカサコには、外国人留学生や多国籍の旅行者が滞在しており「朝ごはん」では彼ら彼女らとの交流もできる。



 2、3年前から「世界の朝ごはん」に参加するアヤカさんとトウコさん。カサコのスタッフが本好きである2人の会話からレシピ本のヒントを得て制作を提案し、挑戦することになった。



 レシピ本は、これまでに提供された47カ国の朝食から30カ国を厳選。100頁程度で来年1月ごろの発行予定。各国の文化などを紹介する記事も盛り込む計画だ。



100回は「ミャンマー」



 第100回の7月14日は「ミャンマーの朝ごはん」。午前9時から10時30分まで。ミャンマーの紛争地域で人道支援に従事するカサコのメンバーによる特別講座も予定。参加費(朝食代)は500円。



 カサコは旅を元にした教育プログラムなどを展開するNPO法人「コネクション・オブ・ザ・チルドレン(CoC)」が運営する。

 

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