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MM21街区NEWS【22】 370万市民を守る備え 緊急物資拠点の耐震バース

掲載号:2019年8月29日号

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臨港パークに隣接し、みなとみらい橋からその姿を望むことができる
臨港パークに隣接し、みなとみらい橋からその姿を望むことができる

 9月は防災月間。みなとみらいには幸いながら、これまで一度も本格運用されたことのない災害対策スペースが存在する。臨港パークに隣接する「耐震バース」だ。

 バースとは船が港に接岸するための係留施設のこと。その中でも耐震性を強化したのが耐震バース。みなとみらい21地区の開発事業が着工する前、1982年の時点で当時の港湾計画に想定が盛り込まれていた。

 港湾関係の専門用語では耐震強化岸壁と呼ばれ、対岸の山内ふ頭や今秋開業する新港ふ頭客船ターミナルの岸壁も同様の役割を持っている。

 直下型地震などで陸路が寸断された際の食料や毛布といった緊急物資の受け入れ先となり、長さは260mで水深7・5m。全長200m程度の船(参考までに、氷川丸は全長約163m)が着岸可能で、小型なら2隻まで着岸できる。ヘリポートを併設しているため、遠隔地まで物資を届けることが可能だ。

 今年3月、横浜市とKDDI(株)、海上保安庁による災害訓練が行われた際にはKDDIの海底ケーブル保守船が着岸した。

花火大会の観覧席としても

 横浜市民になじみ深いのは花火大会のイメージだろう。かつての神奈川新聞花火大会や、今年8月のみなとみらいスマートフェスティバルでは耐震バース周辺が有料観覧エリアとなり、来場者が水面に映える花火を楽しんだ。
 

訓練で着岸したKDDIのケーブル保守船
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