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中区・西区・南区 コラム

公開日:2025.11.06

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「満足を感動へ日本一のホテルに」
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜 阿部 泰年総支配人

 -9月23日に開業5周年を迎えました

 2020年の開業時は新型コロナの流行真っ只中。そんな大変な時期を経験したからこそ、お客様をはじめこれまで支えてくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。同じ建物内に会員制ホテルの横浜ベイコート倶楽部を併設するハイブリットホテルとして、横浜の地でラグジュアリーホテルを開業したことは新たな挑戦でした。

 -ホテルの特徴は

 約7割が東京・神奈川からのお客様。リピーター率と誕生日などのアニバーサリー利用率の高さが目立っています。プロポーズは把握しているだけでも月平均40〜50件ほど。平日はビジネス、週末はファミリーと客層が異なります。子育て世代にやさしいという噂が広まり、ベビーカーを押していらっしゃるお子様連れの方も多いですね。一方、インバウンド客の取り込みは課題です。

 -モットーは

 お客様を喜ばせるため労を惜しまず、120%の感動を提供すること。ホテルへの期待値を100%満たし、さらに20%の付加価値を提供することで満足が感動に変わります。そのためスタッフにもマニュアルに縛られず、臨機応変に対応してほしいと伝えています。

 -コンシェルジュ経験が長いからこそのおもてなし精神ですね。ホテル業界に進んだ理由は

 就職活動の際「人に何かをして喜んでもらうことがうれしい」と気づき、一流のホスピタリティが学べるホテル業界へ。パンパシフィックホテル横浜(現・横浜ベイホテル東急)の開業に携わり、一般的には新人には任せないと言われるドアマンを志願、配属されたのが始まりです。ホテルマンとして成長するため、客層が異なる様々なホテルで経験を積みました。生まれも育ちも元町なので、老舗企業の同級生たちとは開業当初からコラボグッズなどで連携しています。横浜は都会と田舎の景色が融合する「温故知新」の街。大さん橋は、その両方の景色を眺めることができる、大好きな場所です。

 -今後の目標は

 今年は「20×3」と掲げてリピーター、記念日利用、インバウンドの3つでそれぞれ20%達成を目指し、今年8月に過去最高稼働率を更新しました。これからも地域に必要とされるホテル、愛されるホテルを目指し、横浜の街を盛り上げながら日本一のホテルを創り上げていきたいです。

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