神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2020年7月16日 エリアトップへ

関内駅前に交流サロン 地域づくりで介護予防に

社会

公開:2020年7月16日

  • LINE
  • hatena
服部理事長(左)と山野上副理事長
服部理事長(左)と山野上副理事長

 中区を拠点に活動する認定NPO法人・横浜移動サービス協議会(服部一弘理事長=人物風土記で紹介=)が7月29日、関内駅前の商業施設セルテ11階にコミュニティサロンを開所させる。同サロンは介護予防推進を進める地域の居場所。山野上啓子副理事長は「色んな人が集まる拠点となれれば」と話す。

中区初の通所型支援

 同サロンは、横浜市が進める介護予防・生活支援サービス補助事業の一環。一人暮らしの高齢者や障害者など要支援者がサロンに訪れることで、見守りの強化など地域コミュニティの形成や介護予防に繋げていく通所型支援の役割を担っており、中区では初めての拠点となる。

 サロンの開催日には、主に書道やパソコン教室などのカルチャー教室をはじめ、ハンドメイド工作や紙芝居のワークショップなどが行われる。そのほか、関内駅前という立地を生かした周辺の散策や商業施設内の飲食店と協力した取り組みなど、既にさまざまな企画が進行中だという。

 関内駅前の商業施設セルテ11階に位置する同法人オフィス内での運営を始めるにあたって、中区社会福祉協議会、中区役所、不老町地域ケアプラザが連携し、昨年の秋頃から方針や内容が練られてきた。取り組みのきっかけとなったのは介護福祉士の資格を持つ山野上副理事長の思い。障害者に接するうちに「決まったことをただこなすのではなく、その人の能力や意思を反映させることができる環境があれば」と考えたという。

 その思いは同サロンでの運営方針に反映され、今後取り組みに利用者が企画した内容も盛り込んでいく。山野上副理事長は「足を運ぶ人たちが介護予防を目的とするのではなく、何かに挑戦する”自分たちが輝く場”になってほしい」と話し、同サロンは”始まり”という意味の「アペリティーヴォ」と名付けられた。

 同サロンは原則、毎週水曜日の午前11時30分から午後4時まで開所。参加・見学希望者は事前に連絡を。問い合わせは、同法人【電話】045・212・2863

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

連携で火災被害最小限に

南区の小中学生

連携で火災被害最小限に

冷静対応、消防署が感謝状

4月4日

「今昔かるた」が完成

西区

「今昔かるた」が完成

歴史や魅力の発信へ

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook