中区・西区・南区 スポーツトップニュース
公開日:2026.03.05
パワーリフティング
日本記録更新で世界へ
93kg級 西区在住鶴谷さん
西区浅間町在住の鶴谷史門さん(29)が、2月13日〜15日にかけて宮崎県で行われた全日本パワーリフティング選手権大会の一般男子93kg級(クラシック部門)で優勝した。合計802・5kgの成績で日本記録を更新。従来の日本記録である793kgを大幅に上回った。6月13日〜21日にドバイで開催される世界大会に日本代表として出場する。
トレーニング器具のバーベルを挙げるパワーリフティングは、SQ(スクワット)、BP(ベンチプレス)、DL(デッドリフト)の3種目を各3試技ずつ行う。それぞれの種目で持ち上げた最大重量の合計で競う。純粋な筋力で競うクラシック部門と重量上げをサポートする特殊なシャツなどを着用し筋力とテクニックで競うエクイップ部門がある。
全日本選手権の一般男子93kg級(クラシック部門)は、合計720kg以上の記録を持つ者に出場権があり、鶴谷さん含め5人で競技を行った。スクワットの日本記録保持者が名を連ねるなど強豪が集うなか、鶴谷さんは「日本記録を出さないと勝てないと気合をいれて臨んだ」と振り返る。
DLが決め手に
鶴谷さんの得意種目はDL。床に置いたバーベルを全身を使って引き上げる種目で、同階級で332・5kgという日本記録を持つ。今大会では、325kgに挑戦した2試技目で失敗するも、3試技目で成功。その記録がライバルとの差を広げ、さらにSQが300kgと日本記録に近づく好成績を収めた。合計802・5kgの日本新記録で優勝を果たした。
アジア記録に挑戦
世界大会への出場は2022年、25年に続き3回目。初出場だった22年は、25人中22位(合計712・5kg)と悔しい結果だった。その後、海外コーチの指導を仰ぎ、客観的な視点を取り入れてフォーム修正やメニューの改善に取り組み記録を伸ばしてきた。昨年の大会では41人中15位(合計792・5kg)まで飛躍。今回の世界大会では、アジア記録837・5kgの更新を目指して挑戦する。
鶴谷さんは、北海道の出身。横浜国立大学への進学を機に、西区浅間町に移住した。高校時代にラグビーの補強として始めた筋力トレーニングがきっかけで大学生からジムに通うようになった。「トレーニングした分だけ、筋力がつく。体重も70kgからどんどん増え、目に見える成果が感じられることが楽しかった」と熱中した。
絶対的な基準求め
2017年にはボディメイクの大会に出場。鍛え上げた肉体美を披露する場であったが、結果はふるわなかった。新たな道を模索するなかで、パワーリフティングの世界に足を踏み入れた。鶴谷さんは同競技を「自分の努力のプロセスが数字という絶対的な基準ではっきり表れる競技」だと説明。「今まで挙げられなかった重量がトレーニングにより挙がるようになると成長の喜びを実感できる」と魅力を語る。
現在はトレーナーとして働きながら、中区扇町にあるスポーツジムで週5回、1日3〜5時間の練習を行う。「日々の練習で徐々にコンディションを整えながら、世界大会への準備を進めていきたい」と前を見据える。世界大会に向け、渡航費などを工面するため、横浜市内の企業を中心に協賛スポンサーも募集している。(問)鶴谷史門さん【メール】fcb468@yahoo.co.jp
ピックアップ
意見広告・議会報告
中区・西区・南区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












