市の医療・住民の健康 向上へ (公社)横浜市病院協会
市内にある国公立・私立病院が加盟する「横浜市病院協会」。同協会は市内の医療水準の向上・発展と市民の健康増進のための活動に尽力している。市内の病院が相互に協力・連携する活動の中でも特に注力するのが、以下の3つだ。
1つ目は救急医療体制の整備。主に救急車により搬送され、入院が必要なけが・病気を対象とした二次救急の対策に取り組む。約30の拠点病院を設け、24時間体制で患者を受け入れている。
2つ目は災害時の医療体制の構築。中心になって重症・重篤者を受け入れる災害拠点病院、主に中等症の負傷者を受け入れる災害時救急病院など、有事の際の医療に対応する連携体制を築いている。これら救急・災害時の医療体制については横浜市・市医師会と連携し、整備をしている。
3つ目は看護専門学校の運営による医療人材の育成。25年前に開校し、卒業生の多くは市内の病院に就職するなど、市内の医療人材確保にも貢献している。
その他、学術研究や市民向けの講演会を行うなど活動の内容は幅広い。現在は新型コロナ対策としての体制整備が目下の急務。同協会の新納憲司会長は「市民の方々には濃厚接触があったかなどの報告を行ってほしい。協力があってこそ、安心した医療を届けられます」と呼びかけた。
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