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公開日:2021.08.26

東京パラ聖火リレー
ガス灯から採火
開港広場公園前で

  • ガス灯から採火を行う大日方さん(右手前)ら

  • トークセッションも。右は上原さん

  • トークセッションと採火の様子はこちらから(9月5日まで)

 8月24日に開幕した東京2020パラリンピックの聖火リレーの採火式が8月13日、中区山下町の開港広場公園前で開催された。冬季パラ・アルペンスキーの金メダリストで横浜にゆかりある大日方(おびなた)邦子さんらが、横浜の近代化の象徴であるガス灯から採火。横浜市は、その模様やパラアスリートのトークセッションをオンラインで配信した。

 公道走行を行う聖火リレーは中止となり、感染対策としてパラ発祥の地であるイギリスのストーク・マンデビルと47都道府県からの採火した炎を同大会の聖火に活用。その内、競技開催都市以外の神奈川県を含む43道府県では、880以上の箇所で採火している。

 採火について聖火リレーの県実行委員会は「地域の特色を生かしながら、それぞれの市町村で独自の手法で採火すること」と各市町村に呼びかけており、横浜市では、日米和親条約締結の地として知られる開港広場公園前のガス灯の火を採用した。

 市によると、開港当時に海外の文化や技術を進取の気風で受け入れてきた「横浜らしさ」が感じられるため、採火方法に選定したという。横浜は日本で初めてガス灯が設置された歴史があり、中区の馬車道から山下公園までは「ガス灯プロムナード」として、約150基が整備されている。

動画で配信も

 採火当日の様子は聖火フェスティバルとして、動画配信サイトYouTubeを活用し、オンラインで中継。雨天のなか、冬季パラ金メダリストの大日方さんと横浜市スポーツ推進委員連絡協議会の平井孝幸会長、林琢己副市長が採火者として登壇し、雨天のなか、長い点火棒を用いてガス灯から火が消えないように採火した。

 大日方さんは「この火が集まっていくことにわくわくしました」と感想。その後は、冬季パラのパラアイスホッケー銀メダリストの上原大祐さんとトークセッションも行われた。

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