西土木事務所(以下、西土木)は、JR線と相鉄線の線路を跨ぐ「平沼一之橋」と「平沼二の橋」およびその周辺地区を対象とした交通環境に関するアンケート調査を11月1日から開始する。募集期間は11月21日まで。あらゆる世代に寄り添った交通環境の実現を目指すにあたり、まずは道路利用者のニーズを把握したい考えだ。
平沼一之橋と平沼二の橋は、西区内の南北に点在する区役所やスポーツセンターなどの公共施設をはじめ、大型スーパーなどの生活に身近な施設へのアクセス路として、地域住民らの移動に不可欠な道路となっている。
現状、2つの橋には車道しかなく、歩行者は橋の下を通る側道と線路を跨ぐ歩道橋で南北を行き来している。
西土木によると、利用者からは、自動車と自転車が同時に行き来することの危険性や、橋を通行できない歩行者の不便さを指摘する声が聞かれるという。
そのような現状を踏まえ、西土木ではあらゆる世代のライフスタイルに寄り添った交通環境の実現を目指し、今年度から3年かけてこの2つの橋およびその周辺地区を新しい道路空間にリニューアルする「みちづくりプラン(仮称)」を検討。まずは利用者らのニーズを把握するため今回、西区に在住、在勤、在学の人を対象に大規模なアンケート調査を実施することになった。
紙とネットで
内容は利用する交通手段、2つの橋および側道の利用頻度、現状の交通環境の評価や道路空間のリニューアルへの期待、また自由意見が記載できるようになっている。
アンケート用紙は2つの橋が架かる西区の第2地区と第五地区の全自治会町内会、また隣接する第3地区および第六地区の一部の自治会町内会に計1万1千部を配布。その他、11月1日から回答できるウェブアンケートサイトも用意する。回答結果は来年2月ごろをめどに公開する予定。
西土木では、ニーズ把握の有効性の観点から500件以上の回答は集めたいとしている。
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