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公開日:2024.01.11
県政報告
環境浄化で県民に安全安心を
自民党県議会議員 原そうすけ
2024年、新しい年を迎え、皆さまが大きな期待を抱かれた矢先、能登半島地震や羽田空港での航空機事故と相次ぐ惨事に心を痛めたことと思います。被害に遭われた方々に心からお見舞い・お悔やみ申しあげます。
私たちを取り巻く環境に不安が付きまとう今こそ、政治に求められるものは県民生活の安定、そして安全安心な社会の構築だと思います。さて昨年は5月8日に新型コロナ感染症の分類が5類に移行して、街に活気が戻ってきました。半面、人流が増えたことにより歓楽街等の環境悪化が懸念され、23年11月末の時点で伊勢佐木警察署には身に覚えのない支払い相談が262件、金額にして1億5千万円超の相談が寄せられました。
また中区内では女装した外国人男性、いわゆる男娼が、売春目的に路上で客引きや客待ちをして、近隣住民の皆さまの生活の平穏を脅かす事態が生じております。こうした課題を踏まえ、繁華街、歓楽街の環境浄化に向けた取組と今後の方針について自民党代表質問として、県警察本部長に見解を伺いました。
対策本部を設置
県警察は06年4月から「神奈川県警察歓楽街総合対策推進本部」を設置し、環境浄化活動の取組として、悪質な客引き行為、違法風俗営業等の風俗関係事犯の取締や実態把握を強化するとともに、制服警察官によるパトロール、自治体等の関係機関との合同査察等を行っています。それに加え、現在、歓楽街における暴力団、匿名・流動型犯罪グループによる資金獲得活動の実態の総合的分析や犯罪収益の剥奪に向けた取締等を一体的に行うなどの対策も推進しているといいます。
伊勢佐木警察署管内の福富町周辺においては、飲食店で泥酔した客が、店の従業員とともにATMに行き、高額な現金を引き出している事案も発生しております。このような店舗に対して、県警察は窃盗、風営適正化法違反等の各種法令を多角的に運用して取り締まっていますが、泥酔した客の記憶が定かではなく、被害状況が判然としないケースもあります。
被害防止に向けて「来訪者に対する防犯指導や注意喚起のほか、警察署と警察本部が一丸となって、被害が多発する深夜帯における警戒、取締を実施する」と今後の対策を示しました。
客引き撲滅条例改正を検討
外国人の男娼による売春類似行為を目的とした客引きの撲滅については「専従捜査体制を確立して取締を強化している」と話します。こうした男娼について、神奈川県迷惑行為防止条例を適用して取締を推進するも、同条例では取締ができない実態も見受けられるようになっているそうです。
これらの現状を踏まえ、県警察は「神奈川県迷惑行為防止条例の一部改正も視野に入れている」と話し、「自治体、住民等と問題意識を共有するとともに、地域の意見を踏まえながら、官民一体となった重層的な繁華街・歓楽街対策の強化についての検討を進め、健全で魅力あふれるまちづくりを推進してまいります」と今後の方針を示しました。
県警察には引き続き、関係機関と一体となった環境浄化対策をはじめ、課題への対応を早急に進めるよう要望しました。
原そうすけ
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横浜市中区山元町2-63
TEL:045-222-0740
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