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中区・西区・南区 社会

公開日:2025.07.31

横浜市庁舎跡地の行方vol.5
ライブの楽しみ提案
大型ビジョンのアリーナ

  • 内装イメージ=提供

 JR関内駅前の横浜市庁舎跡地に来春グランドオープン予定の「BASEGATE横浜関内」。その概要やプロジェクトのキーマンを紹介する。

 BASEGATE横浜関内には、日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ「THE LIVE」が入る。(株)横浜DeNAベイスターズ=中区尾上町=が運営する。

 幅約18m×高さ約8mの大型LEDビジョンと高性能の音響設備を備え、臨場感あふれる空間を生み出す。横浜DeNAベイスターズのホームゲームのみならず、ビジターゲームも放映予定。多数の映像を投影し、あらゆる角度からプレーを楽しめたり、打者と投手の対戦成績などのデータを画面に表示するなど、これまでにない観戦体験を提供する構想だ。

 選手やマスコットが試合後にアリーナに登場するなど、スタジアムとデッキでつながる立地を生かした企画も検討中だ。(株)ディー・エヌ・エーのスポーツ・スマートシティ事業本部の對馬誠英本部長は「球場と一体となった演出で、熱狂と一体感を創り出したい。新たなスポーツの楽しみ方を提案していく」と意気込む。

 野球の試合がない日には、他のスポーツ中継、音楽ライブ、企業の発表会など多目的なイベントでも活用される予定だ。

 1階には、ビジョンを取り囲むように8つの飲食店とバーカウンターも併設。飲食しながらライブビューイングを楽しめる。對馬本部長は「関内エリアに長く滞在してもらえるようにして、街にさらなるにぎわいを創出したい」と話す。

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