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公開日：2025.08.28
｢ともに生きる社会｣へ 県政報告
県庁電話に手話リンク導入
県議会議員（南区） きしべ 都
神奈川県は、10年前の２０１５年に手話が聴覚障害のある方にとって必要な言語であることを基本理念とした「手話言語条例」を制定しました。翌年には手話の普及、手話を使う環境づくり、聴覚障害のある方々と県民の相互理解の促進を目的とした「手話推進計画」を策定し、手話講習会の実施やリーフレットや動画の作成、地域との連携によるイベントなど、広く県民に手話の普及を進めています。
これまで聴覚や発話に困難のある方が県に問い合わせる場合は、フォームメールでお問い合わせいただき、県からメールを回答する形で、ちょっとした問い合わせでも回答までに時間がかかっていました。
今回、導入された「手話リンク」は一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供するものです。聴覚や発話に困難のある方（聞こえない方）と聞こえる方との会話を通訳オペレーターが「手話」または「文字」と「音声」を通訳することにより、電話で即時双方向につながることができるサービスです。
県トップページの一番下にある「手話で電話する」ボタンをクリックすると、手話通訳オペレーターを介して、手話で県庁に電話でき、そのまま電話で問い合わせることができるようになりました。代表電話以外については今後の利用状況を踏まえて拡大を検討するとしています。
「ともに生きる社会」を目指す中、まず一歩を踏み出しました。ぜひ、お気軽にご利用いただきたいと思います。
神奈川県議会議員 岸部都
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横浜市南区通町2-25-3 千々輪ビル1階
TEL:045-341-3385
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