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公開日:2026.01.15
西区在住サカキヤヨイさん
全市立小学校に絵本寄贈
「戦争と平和考えて」
西区老松町在住の絵本作家・サカキヤヨイさんが、戦争と平和について考えてほしいと執筆した絵本『星をおとした少女』を横浜市内の全市立小学校と義務教育学校に寄贈した。サカキヤヨイさんは「絵本という表現だからこそ伝わることがあると思う」と話す。
寄贈したのは、第13回絵本出版賞煌めきフューチャー賞を受賞し、昨年7月に出版された作品。ウクライナとロシアの戦争や中東の不安定な情勢を受けて書いたという。
戦争に巻き込まれ、少女の平和な日常が壊されていく様子が水彩画とスクラッチアートの混合技法を取り入れた美しいイラストとともに描かれる。一度戦争に加担すれば、誰かの大切な存在をも無差別に破壊してしまう危うさを浮き彫りにする。「なぜ戦争はなくならないのか」「自分には何ができるのか」を作品を通して考えさせられる。
クラファンで支援呼びかけ
サカキヤヨイさんは、学校図書館に絵本を寄贈し、多くの子どもたちに読んでもらおうと、昨年7月から9月にかけて、クラウドファンディングに挑戦した。集まった支援金は約44万円。それに加え、昨年11月に自身が加賀谷きよい名義で大賞を受賞した「日本ファンタジーノベル大賞2026」の賞金の一部を充てて、寄贈が実現した。横浜市立の小学校、義務教育学校の全339校と、自身が生まれ育った岩手県花巻市の小中学校全27校に届けられた。
1月6日には、横浜市役所で市教育委員会の丹羽正昇学校教育部長から感謝状を贈呈された。本を読んだ市職員は、「手に取りたくなる表紙のイラストやタイトル。目の前の生活の中で自分ができることを考えて、主体的に行動できる子どもが増えれば」と話した。
サカキヤヨイさんは「絵を見て感じてほしい。アートの力で、戦争や平和についてあまり考えたことがなかった子どもたちが考える1つのきっかけになれば嬉しい」と願いを口にした。
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