中区・西区・南区 社会
公開日:2026.01.23
南幸自治会
壁画の落書きをきれいに
西区企業がサポート
西区平沼橋の「横浜開港150周年記念壁画」に書かれた落書きを消し、当初の姿に戻そうと、除去作業が行われている。この壁画は横浜開港150周年を記念して、2009年に軽井沢中学校=北軽井沢=の生徒が制作。15年以上経ち、スプレーなどで書かれたいたずら書きが散見されるようになっていた。
南幸自治会の河内宗次郎会長(74)は、5年ほど前から増えていく落書きを除去したいと考えていた。区の職員に相談したところ、レーザークリーニング技術で課題解決に取り組むサステナブルソリューションズ(株)=西区みなとみらい=を紹介された。同社の森野幸長代表取締役は「少しでも地域の方のお役に立てれば」との思いでサポートを決めた。
溶剤によっては壁画も一緒に消えてしまう可能性がある。同社は、全56カ所ある落書きごとに、イラストに影響を与えずに除去できる溶剤をテストした。
可能であると判明したが、予算は限られている。そこで、市の補助金を使って落書きを消そうと動き出した。また、第五地区自治会連合会や近隣の軽井沢中学校、岡野中学校にボランティア参加を呼びかけた。
参加者を募集
1月17日に行われた1回目の作業日には、地域住民や岡野中学校の生徒、同社の社員ら約10人が集まった。クレンザーをつけた歯ブラシでこすると、落書きは徐々に薄くなっていった。
岡野中1年の宇和楓音さんは「通るたびに落書きが気になっていた。大変だけど、きれいになるのが楽しみ。次回以降も参加したい」と話した。
除去作業後は、落書きが落としやすくなる塗料を塗る予定だ。塗料は、この取り組みに賛同した日本ペイント(株)から無償で提供された。
作業は2月21日までの毎週土曜日の午前10時から11時まで行われる予定(全6回)。雨天により変更あり。同自治会は、落書き除去のボランティアを集めている。参加希望者は連絡を。【携帯電話】070・5555・0259(河内会長)
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