横浜市はこのほど、2012年に総務省と経済産業省が行った「経済センサス―活動調査」の結果をまとめ、市内の事業所数などを公表した。これによると、南区内の事業所は09年の前回調査時に比べ、約1割減少していることが分かった。
市のまとめによると、市内の事業所は11万4454カ所で09年に比べて7489カ所減った。南区内は09年より604カ所少ない5592カ所で、減少率の9・7%は市全体の6・1%を上回り、鶴見区(9・9%減)に次いで2番目に大きかった。
南区の従業者数は4万4312人で1238人減少。
事業所あたりの従業者数は市全体が12・5人であるのに対し、南区は7・9人で市内最少だったことも分かった。
南区の事業所を産業別に分けると「卸売業・小売業」が24・8%で最も多く、以下、「宿泊業・飲食サービス業」、「建設業」、「不動産業・物品賃貸業」、「医療・福祉」と続いた。
南区内の企業の動向に詳しい横浜南法人会はこの結果に対し「幹線道路沿いを見ても事業所が減っているのが分かる。南区は特に家族や夫婦だけの事業所が多く、廃業するところも多い」とコメントしている。
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