南中学校などで練習を行う横浜市民吹奏楽団(森田真代団長)が6月14日、六ツ川の介護老人保健施設「レストア横浜」で演奏会を行った。
施設側のリクエストに応える形で2012年から行い、今回で4回目。同楽団の20人が施設利用者約100人の前で演奏した。
「八木節」や「いい日旅立ち」などが流れると、利用者は手拍子をしたり、歌を口ずさむなどしていた。
演奏を聴いた女性は「いつも良い曲ばかりで元気になれる」と笑顔で話した。レストア横浜の福田麻美さんは「音楽を聴くことで表情が明るくなり、感情も豊かになる」と利用者にとっての利点を強調する。
同楽団の森田団長は「聴いている方の反応がリアルに伝わってくるので、とても勉強になる」と語り、今後も施設などでの演奏を続けたいとした。同楽団は1954年に市立横浜工業高校吹奏楽部の卒業生が「卒業後も続けたい」と活動を始めたのがきっかけ。9月には創立60周年記念の演奏会を行う予定。
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