福祉・医療に重点
――これまでは市職員として選挙を執行する立場だったが、自身が立候補し、初めて戦った選挙を通して何を感じたか。
「選挙期間中、地域をくまなく歩き、1人でも多くの有権者に会うことを心がけた。その出会いを大切に、対話を積み重ねることを意識した」
――その対話の中で発見したことは。
「地域を回ると、道が細い所が多く、ごみ捨てが大変だったり、病院へ行くためのタクシーがつかまりづらい、買い物に行くのが大変など、高齢者の方にとって不便な状況が見えてきた。大変な思いをせずに暮らせるような取り組みを進めていく。超高齢化社会を迎える中、福祉、介護、医療に力を入れたい」
――南区や横浜市の課題とそれへの対応策は。
「南区は外国籍の人が多く住んでいる。学校での子どもへの対応を含め、実績のあるNPOなどの民間団体とも連携し、誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインを意識しながら、多文化共生の社会を進めていく必要がある。さらに、生活保護受給者や崖地への対策も大切。今後、横浜市全体で高齢者が増える中、すでに高齢化が進んでいる南区の課題はこれからの市の課題にもなる」
――市会議員の役割をどのように考えているか。
「地域の方から寄せられる要望を行政などに橋渡しする役割がある。住民と同じ方向を向いて活動していきたい」
――区民へ一言。
「18年間、南区役所に勤務してきた経験を生かし、地域の課題解決に向けて積極的に取り組んでいく」
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