大岡の横浜国立大学教育人間科学部附属特別支援学校(渡部匡隆校長)で12月7日、車いすで行うパラ五輪競技「ウィルチェアーラグビー」を体験する教室が開かれ、同校生徒らが9人の現役選手と交流した。
「共生」目指す
同校は共生社会実現を目指して文科省が実施するインクルーシブ教育システム構築の県内唯一のモデル校。障害がある人が健常者と共に学ぶ仕組みを作る心のバリアフリー事業を推進しており、その取り組みとして企画された。
同じ敷地内にある附属横浜中学校の生徒、教諭など100人以上が参加。選手が素早く小刻みに車いすを操る姿に「速い」「すごい迫力」と歓声が上がった。選手と生徒が合同チームで試合をする企画では、特別支援学校の生徒が車いすを激しくぶつけながら懸命に前進する場面が見られるなど、白熱した。
試合に出場した男子生徒は「格好良いスポーツと感じた。(パラ五輪で)優勝できるように頑張ってほしい」と選手にエールを送った。来年、リオデジャネイロで開かれるパラ五輪の日本代表を目指す峰島靖選手は「工夫すればできるようになることがある。みんなもさまざまなことに挑戦してほしい」と話した。
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