蒔田町にある横浜英和女学院中学高等学校が青山学院大学=東京都=の「系属校」となり、4月1日から青山学院横浜英和中学高等学校に校名が変更された。
系属校は、特定の大学と連携関係を持つ中学・高等教育を行う学校のこと。系属校の生徒は、進学条件を満たせば一般受験者に比べてその大学へ優先的に入学することができる。
横浜英和学院と青山学院は、ともにキリスト教のプロテスタント・メソジスト派の学校法人。教育方針が近いことなどから2014年7月に系属校提携についての協定を結んでいた。系属校は同じ学校法人が運営する「附属校」とは異なり、運営は今後もそれぞれ別の学校法人が行う。
青山学院大学との「高大連携」は15年度から進められており、同大学の仙波憲一学長の講演や大学キャンパスに英和の生徒が訪問するなどして交流を深めている。青山学院横浜英和中学高等学校の松村誠教頭は、「建学の精神、教育理念は変わらない。高い学力の習得を目指す」とした。
男子制服、来春発表
18年4月から男女共学になる同校。同年度の中学1年から1クラス増の5クラス編成となり、これまで行ってきた教育活動や行事、給食などを継続しながら新しい学校づくりに取り組むとしている。具体的な内容は16年7月に公表される予定で、男子の制服は17年春に発表される。
松村教頭は、「校名変更、男女共学化と変化するが根底にあるキリスト教教育、本校の独自性は揺らぐことはない。これからの社会に必要とされる人物の育成に励みたい」とした。
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