南区 社会
公開日:2016.05.12
手芸の魅力、地元から発信
六ツ川の若林さん 毎月講座で指導
六ツ川在住の若林美代子さん=人物風土記で紹介=が指導する手芸教室「古布(こふ)わかばやし」は、地元住民に手芸に親しんでもらおうと10年以上前から毎月講座開いている。60代から80代の女性を中心に毎回約10人が集まり、ちりめんや家庭にある身近な材料を使って直径5cm前後の人形などを制作。5月は13日、14日、15日の3日間、六ツ川の専用会場で行われる。参加費500円(別途材料代が必要)で午後1時から。
子どものころから裁縫や編み物が好きだった若林さん。故郷・滋賀県の教室に通って腕を磨き、18歳で編み物の専門資格を取得した。
約50年前に南区に移った後も趣味で子ども服などの制作を続けた。六ツ川地域ケアプラザが開所した2000年からは、同所のデイサービスを利用する高齢者対象の手芸講座をスタート。南区を中心に出張講座も展開するなど、幅広くその魅力を伝えている。若林さんは、「参加者の喜びの表情が見られることが嬉しい。地域の方に楽しんでもらえたら」と話す。
教室に関する詳細などの問い合わせは若林さん【電話】080・4164・5656。
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