市立蒔田小学校(保科泉校長)で10月3日、元体操日本代表で1996年のアトランタ五輪に出場した経験を持つ田中光さんが課外授業を行った。
2020年の東京五輪・パラ五輪を前にスポーツへの関心を高めようと、横浜市が進めている選手とのふれあい事業。講師の田中さんは現役時代、平行棒を得意とし、オリジナル技を世界で初めて発表。技は自身の名前「TANAKA」と付けられて国際体操連盟で認定されている。
田中さんは、約430人の全校児童を前にダンスを織り交ぜた準備体操を披露。素早くユニークな動きで児童と教諭を沸かせた。また、高校生の時に父親を亡くした経験や度重なるけがに悩まされた選手時代のエピソードを話し、「辛いことがあっても頑張ってこられたのはある先生から『諦めない』という言葉をもらったから。みんなも強い心を持ってほしい」と伝えた。
講演を聞いた4年生の男子児童は、「ダンスが楽しかった。夢を持って諦めずに頑張れるようにしたい」と感謝した。
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