運営に協力も
南太田の清水ヶ丘教会で9月29日、こども食堂「こどもニコニコレストラン」が開かれた。同教会を使ったこども食堂は初めて。運営する教会関係者は「子どもにも運営に携わってもらうなどして、自己肯定感を育めれば」としている。
食堂は同教会の会員らによって運営。教会のホールを使い、カレーライスを振る舞った。途中にはマジックショーや歌の披露もあり、子どもたちは食事が終わった後も紙風船などの昔の遊びを大人と楽しみながら過ごすなど、会場は和やかなムードに包まれていた。
接客・運営も
食堂の発起人で近くに住む石川輝久さんは「教会が子どもとふれあう場所になってほしい」との願いで以前から食堂を開きたいと構想を温めていた。こども食堂に関する勉強などにも参加する中で感じたのは「食堂を通して子どもが誰かの役に立ち、自己肯定感を持ってほしい」ということだった。今後の開催では、希望する子どもに接客を手伝ってもらうなどする予定。食堂で披露する歌やマジックといったプログラムも子どものアイデア、意見を尊重しながら立案していく方針だ。
元気もらえる
大人に対して石川さんは「常連客になってもらい、子どもたちの名前を覚え、コミュニケーションを図ってほしい」と願う。さらに、特技や技能を子どもに教えたり、披露するボランティアも募る。「大人が子どもを応援し、元気をもらう場所にしたい」と話す。
開催は不定期で次回は未定。フェイスブックやラインで情報を発信中。いずれも「こどもニコニコレストラン」で検索。
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