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ご当地アイドル ネットでつながる 馬車道の企業、基盤整備
オンラインイベントの画面
全国各地で活動する「ご当地アイドル」の活躍の場を広げようと、馬車道でライブバー「ヨコハマスリーエス」などを運営する株式会社ドミトリーム・エンターテインメント（川本翔大社長）が９月から活性化プロジェクト「47ｉｄｏｌ」をスタートさせた。
ご当地アイドルの多くはライブや自治体、商店街主催のイベントに出演し、活動の基盤を築いている。しかし、コロナ禍でライブやイベントは壊滅状態となり、アイドル運営のビジネスモデルの不安定さが露呈した。
同社がプロデュースする馬車道発横浜アイドル「ポニカロード」も今年３月から６月に出演したリアルイベントは前年同時期の１割以下。アイドルたちは、ライブの動画配信やスマートフォンを使ってファンと交流するサービスを活用するなど、活動の軸足がオンラインになりつつある。
動画使い話題発信
同社は「アイドルが苦境に立たされる中、新たなプラットフォームでの活動を通じ、話題発信の機会を創出したい」と考え、「47ｉｄｏｌ」をスタートさせた。
最初の活動して、賛同するアイドルに声を掛け、９月20日から22日に無料動画配信イベント「47ｉｄｏｌ ｏｎｌｉｎｅ」を開催。全国19都道府県のアイドルがリレー形式で各地から参加し、まち自慢やメンバーの個性が分かるようなトークを展開。３日間で延べ３５００人が視聴した。
同社の川本社長は「コロナ禍で地域産業のあり方が問われる中、そこにアイドルを掛け合わせ、時代に合った情報発信に寄与したい」という。「あなたのふるさとから」をテーマに、アイドルをネットワーク化してオンライン活動を広げつつ、実距離を超えたつながりを作っていきたいと意気込んでいる。
■47ｉｄｏ
https://47idol.com/
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