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3月28日
コロナ禍で活用が増えているビデオ会議を町内会活動にも取り入れてもらうためのタブレット端末体験会が10月17日に南区役所で行われた。区が企画したもので、ネットを使ったコミュニケーション方法を知ってもらい、停滞している地域活動を再開してもらおうというねらい。希望者にはタブレット端末を貸し出し、地域でも普及させたい考えだ。
自治会町内会や地域活動団体の中には、対面での会議を開けないところも多い。区はビデオ会議の方法を知ってもらい、地域活動再開の後押しを図ろうとしている。自治会町内会に参加を呼び掛けた結果、初めての体験会に12人が参加。2回に分けて、約1時間の体験・講習会を行った。
区が用意したタブレット端末「iPad」を使い、電源の入れ方から、ビデオ会議アプリ「Zoom」の会議開催方法を説明。参加者は用意されたオンラインのミーティングルームにアクセスして実際に自己紹介をするなどした。ビデオ会議に不慣れな人がつまづきがちなミュート(マイクオフ)の方法やカメラの位置と自分の顔の画面の映り方の関係なども解説された。参加者の中にはタブレット端末を初めて触る人もいたが、スムーズにビデオ会議が進められた。
参加した町内会長の男性は、「先日、LINEのビデオ会議をやってみたが、Zoomは初めてだったので、やり方が分かった。意外に簡単だった」と話した。別の男性は「町内会でLINEのグループを使って情報共有している。タブレットならば画面が大きいので、会議に向いているが、スマホを使っている人は見えづらいだろう」と話していた。
端末の貸出も
区は同様の体験会を11月、12月にも開く予定。体験会参加者の希望者にiPadを貸し出す。iPadは10台用意しており、町内会や団体でビデオ会議を試す場合などに使ってもらおうとしている。区地域振興課は「地域のつながりや地域活動の発展を応援したい」としている。
これとは別に市は連合町内会単位でビデオ会議の使い方などの講習会を全区で準備している。市と応募した事業者が協働で進める予定。
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