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南区 社会

公開日:2020.12.10

【Web限定記事】横浜市
コロナ患者移送車両、増車で20台に
タクシー会社が協力

  • 増車した移送車両(市提供)

  • 仕切りが設置された内部(市提供)

 横浜市は新型コロナウイルスの陽性者や感染が疑われる人を移送するための車両を12月2日に9台増車し、20台体制にした。

 移送車両は、帰国者・接触者外来などの受診のために公共交通機関以外の移動手段がない場合や自宅から宿泊療養施設などへ移動する場合などに使われる。

 市は6月に自動車メーカー「ホンダ」と「トヨタ」の販売店から計3台の車両を無償貸与され、タクシー会社に運行管理を委託していた。8月からは6台体制になり、10月には旭区のタクシー会社「クワハラ」が5台の貸与と運行管理を申し出たことから委託し、11台に増えていた。今回はタクシー会社「国際交通」に同社所有の9台の貸切と運行管理を委託した。

 車両は運転席と後部座席の間に仕切りを設置し、運行ごとに消毒を行うなどの感染防止対策が講じられている。

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