南区 政治
公開日:2021.04.01
新堀豊彦元県議が死去
環境政策推進に尽力
県議会議員を4期務めた新堀豊彦さんが3月12日、老衰のため死去した。89歳だった。
父・源兵衛さんの跡を継いで1967年の県議選で初当選。自然保護や環境政策の推進などに力を入れた。県議時代に自民党から新自由クラブに移り、衆院選に旧神奈川4区から同党公認の2回を含め、80年、83年、86年の3回出馬し、いずれも落選している。
自民党に戻った後は、後進を育成する「政治大学校」で活動するなど、県内政界で影響力を持った。昆虫や能楽に詳しく、県自然保護協会や横浜能楽連盟の会長なども務めた。
3月22日に近親者で密葬を済ませた。本葬儀式を4月27日午前11時から久保山霊堂で行う。喪主は豊彦さんの長男で、2015年から県議を務める史明氏。
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