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南区 社会

公開日:2021.07.08

歌丸さんへの思い 各地で
横浜橋、ポスターで偲ぶ

  • 商店街事務所に飾られたポスター

  • 崎陽軒の「炒飯弁当」

 南区真金町出身の落語家で2018年7月に亡くなった桂歌丸さん(享年81)の命日に合わせ、横浜橋通商店街(高橋一成理事長)に7月1日から4日までポスターが飾られた。



 事務所入口付近に花が手向けられた。その奥には高座の歌丸さんの姿がイラストで描かれ「落語に生き、この街を愛してくれた歌丸師匠。ありがとうございます。」との商店街からのメッセージが入っていた。また、このポスターをイメージしたポストカードが限定200枚で配られた。



 ポスターに手を合わせていた女性は「もう3年が過ぎたのかという思い。歌丸さんを忘れることはありません」と話していた。歌丸さんは同商店街の「永久名誉顧問」になっている。



愛した弁当販売



 崎陽軒は、命日の7月2日、「桂歌丸さんの愛した炒飯弁当2021」を1500個限定で販売した。



 歌丸さんは生前、崎陽軒の弁当を好んで食べていたという。崎陽軒は19年から命日に合わせて炒飯弁当を販売。今年は歌丸さんが苦手だったというグリーンピースを炒飯に入れず、エビをトッピング。弁当の掛け紙は林家木久扇さんのイラストを採用。市内7店舗で予約販売し、好評だった。

 

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