連載コーナー【11】 横浜とシュウマイと私 シュウマイにも季節感
令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?
4月になり、新しい季節となりました。昨年12月に発売しました我が著書『シュウマイの本』では触れることができませんでしたが、シュウマイの大切な要素の一つに「季節感」があります。
例えば冬は、ふかしたてのシュウマイが心も身体も温め、せいろを開けた瞬間の蒸気が溢れかえる様子は、目でも私たちを温めてくれます。一方、夏はそんな熱々、はふはふな食べ物が敬遠されがち。そんな中でも食べてもらえるシュウマイをと、我らが横浜崎陽軒は、夏季限定で冷やして食べる「いかシウマイ」を販売。それはそれで、シュウマイの季節感を味わう楽しみの一つになっています。
シュウマイの中身の具材でも、季節感は感じられます。前出の崎陽軒は春は桜えび、秋はきのこ、そして冬は金目鯛と季節により食材を変えて販売しています。全国のデパ地下を中心に中華惣菜を販売する「PAOPAO」も、冬にはかにシュウマイを出すなど、季節の食材を用いたシュウマイを定期的に出しています。飲食店では新橋にある「TOKYO焼売マニア」が月替わりで食材を変えたシュウマイを提供。中には季節感のある食材を用いたものもあり、毎月何が食べられるか楽しみです。
実は「おせち」でもシュウマイの季節感が楽しめます。昨年末は、崎陽軒に加え、東京の名店「小洞天」もシュウマイ入りおせちを販売。気が早いですが、今年の年末はシュウマイのおせちはいかがでしょうか。
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