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保土ケ谷区版 公開:2011年5月19日 エリアトップへ

第36代 保土ケ谷区長 鈴木 和宏さん 市内磯子区在住 53歳

公開:2011年5月19日

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「普通さ」生かし、良い街に

 ○…市の総務部長、財政部長などの職を経て、自身初めての区長就任。震災の影響で、予定より1ヵ月遅れの人事異動となったため、「保土ケ谷区については、まだまだ勉強中。みなさんに教えて頂かないと」と謙虚に話す。関係各所への挨拶回りでは、「地域のことを一生懸命考えている方が多い」と感じた。農業を営む区民から収穫したトマトを分けてもらったエピソードを明かし「温かい方が多くてほっとした」と笑顔をみせる。

 ○…市総務局では、市長と議会の調整役として手腕を発揮してきた。その経験を生かし、今度は区民と行政のコーディネートをしていきたいとのこと。「行政だけでは何もできない。区民のみなさんも職員も、一緒になって取り組んでいかなければ」と抱負を語る。現場からの意見や柔軟な考えは、積極的に取り入れていく方針。区職員にも「自分達が主役と考えて、どんどんアイディアを出してほしい」と呼びかける。

 ○…保土ケ谷区の特長を「人々が”普通に”生活し、地域と付き合いながら暮らしている。むしろその”普通さ”こそが、1番良いところ」と話す。区民が行政と民間のパイプ役を務める『区民会議』が、しっかりと機能している点にも好印象を抱いた。今後はその長所をのばして、地域住民のつながり・支えあいを大切にした町づくりに取り組む。震災後、区民の関心が高まっている災害対策に関しても「まずは住民どうしの助け合いが1歩目ですね」と真剣な表情をみせる。

 ○…自身の性格を「明快闊達(かったつ)(=明るくて、小さいことにくよくよしない)」と分析。「なるべく町に足を運びたい。区民のみなさんには気さくに付き合ってもらえたら」とフットワークも軽い様子。休日には朝市に出かけ、晩酌用の食材を探すのだとか。お酒に合う旬の魚を選ぶのもお手のもの。コーディネートのプロが、区民と行政をまとめ、どう”味付け”していくか、これからの活躍が楽しみだ。
 

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