保土ケ谷区版 掲載号:2012年3月29日号
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プロ野球、横浜DeNAベイスターズの初代監督として指揮を執る 中畑 清さん 東京都在住 58歳

燃える男が横浜を熱く

 ○…現役時代を彷彿とさせる独特のキャラクターをマスコミが放っておくわけはなく、やることなすことが連日のように報道されている。沖縄の春季キャンプではインフルエンザで一時休養も、宿舎の一室から手を振る姿が映し出されたほどだ。チームの今季スローガンは「熱いぜ!DeNA」。昨年まで4年連続最下位のチームを再建するのは難題だが、満を持して登場した指揮官に期待する声が日に日に増している。

 ○…読売巨人軍で活躍した現役時代は明るく元気な「絶好調男」として人気を集めた。入団当初はチームの選手層が厚く、出番に恵まれなかったが、持ち前の”熱い努力”を重ね、4年目で1軍に定着。記録よりも記憶に残る選手と言われたが、公式戦通算打率2割9分、ゴールデングラブ賞7回獲得など好成績を残した。81年には31本塁打を放つなど長打力も備え、第45代4番打者を務めた。

 ○…福島県・矢吹町出身。東日本大震災で甚大な被害を受けた同県をはじめ、東北の被災地を何度となく訪れ、ボランティア支援やチャリティイベントに参加した。祖父と両親が戸塚区内の墓に眠り、妹が泉区で美容室を経営するなど、横浜との縁も深い。デビューレコードのジャケットを撮ったことがある横浜赤レンガと夕日がきれいな大桟橋は「景色がいいからスッキリする。よっしゃという気持ちになる」と、お気に入りの場所だ。

 ○…昨年末の監督就任から春季キャンプまでの準備期間が短かったが、熱く戦う中畑イズムが選手達に浸透し、オープン戦では結果が伴った。「まだチームを作っていく段階だが、すごく楽しみ。選手たちが期待に応えようと一生懸命で、予想以上に走攻守のバランスがいい」と手応えを感じつつある。長いシーズン苦しいときもあるが「負けているときこそ元気に。負け犬をみせてはいけない」をポリシーに、結果が求められるシーズンに挑む。
 

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