桜丘高校文化部 校外で初の「展示・発表会」 保土ケ谷公園で７日から
梅まつりコンサートに向けた合同練習を行う吹奏楽部（２月２日・桜丘高校）
桜丘高校（浅見敏雄校長）と、花見台にある県立保土ケ谷公園が連携した初の地域活性化イベント「桜高ＷＥＥＫ！『美術展＆書道展＆…』」が、２月７日（木）から３月３日（日）まで、同公園で開催される。
地域との協働や、社会貢献活動に積極的な同校では、これまでにも保土ケ谷公園内で清掃活動を実施する等、様々な取り組みを行ってきた。
特に、梅の花が見頃を迎える２月の観梅シーズンには、園内で毎年開催される「梅まつりイベント」に数年前から参加。特設舞台で吹奏楽部によるコンサートを実施するなど、盛り上げの一翼を担ってきた。
今回は「今を生きる高校生の日常」を、より多くの地元住民に知ってもらおうと、更に実施内容を拡充。吹奏楽部をはじめとする、計６つの部が協力して、園内のギャラリーや多目的スペースを舞台に「合同展示・発表会」を行うこととなった。
地域住民に桜丘高校をより身近に感じてもらおうと、文化部の魅力を凝縮させた内容となっている。
「文化部」の魅力発信する機会に
２月７日（木）から３月３日（日）（午前10時から午後７時）まで開催される作品展では、美術部の絵画をはじめ、書道部による臨書・創作など個性豊かな作品を披露。また、２０１２年に発足したばかりの文芸同好会が、小説をベースに制作した文芸雑誌「時雨（しぐれ）」を展示する。
さらに２月９日（土）午前11時半から、市内でも珍しい弦楽部のアンサンブルや、吹奏楽部３年生によるミニコンサートを予定。「梅まつりイベント」当日となる２月10日（日）は、１・２年生吹奏楽部74人が出演する大演奏が披露される（時間未定）。
その他、11日（祝）午前11時から、茶道部が椅子に座って行う「立礼（りゅうれい）」でお茶会を開催。きめ細やかな立ち振る舞いを堪能することができる（お茶席代２００円）。
美術部に所属し「桜高ＷＥＥＫ」のイメージ画を制作した木村朱里さん（２年）は「文化部にとって日頃の努力の成果を披露できる絶好の機会。地元の方に一生懸命つくり上げてきたものを見て頂き、楽しんでもらいたい」と話していた。
イベントに関する詳細問い合わせは保土ケ谷公園【電話】０４５・３３３・５５１５または桜丘高校【電話】０４５・３３１・５０２１へ。
「桜高ＷＥＥＫ」のイメージ画を制作した美術部・木村さん
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