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保土ケ谷区版 公開:2015年9月25日 エリアトップへ

桜ヶ丘在住小川恵理紗さん ジャズ奏者コンで最高位 来春にはレコード発売

文化

公開:2015年9月25日

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フルートを演奏する小川さん
フルートを演奏する小川さん

 現存する日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」(中区野毛町)が優秀な新人ジャズミュージシャンを発掘・表彰する「ちぐさ賞」の審査会がこのほど開かれ、保土ケ谷区桜ヶ丘に暮らすジャズフルート奏者・小川恵理紗さん(26)が最高位となる「ちぐさ賞」に選出された。

 1933(昭和8)年に「ちぐさ」を創業し94年に他界した吉田衛さんの思いを継承する形で「ちぐさ賞」は2013年に設立された。3度目となる今回のコンテストには全国各地から78人の若手アーティストが参加。野毛のジャズスポット「ドルフィー」を会場に開かれた最終選考会には小川さんら4組が30分ずつ演奏するライブ審査に臨んだ。

 小川さんはベーシストとピアノ奏者とトリオを組み、オリジナル曲「Salt Spring」など4曲を披露。ジャズ評論家でこの日、審査委員長を務めた瀬川昌久氏は「小川さんのフルートは強い音色、シャープなフレーズが特徴で素晴らしいジャズセンスを感じた。吹きながらパーカッションのような音を出すパフォーマンスも個性的だ。メジャーに向って活躍してほしい」と評した。

 小川さんは米国カンザス州の総合大学から09年にバークリー音楽大学に編入。ジャズ、作曲を学び、卒業後ニューヨークでライブやレコーディングに参加した。13年に帰国し精力的にライブ活動を行っている。

 来年春には同賞の副賞としてアナログレコードが制作され発売される。小川さんは「ジャズフルートやジャズそのものの魅力が詰まった音源を作り、ちぐさ賞で制作してもらうアナログレコードやCDリリースのツアーでたくさんの人に楽しい音楽が届けられるよう、これからもっと精力的に活動してきたい」と話している。

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