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保土ケ谷区版 公開:2015年11月5日 エリアトップへ

11月に開かれる「第2弾エプロンシアター講座」を主催する 伊藤 愛美さん 天王町在住 24歳

公開:2015年11月5日

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世代を超えた架け橋に

 ○…舞台に見立てた胸当て式エプロンにさまざまな仕掛けを施し、物語を展開する人形劇「エプロンシアター」。専門書も登場するなど、子育てママたちに人気が出始めているこの世界を学ぶ講座を11月に主催する。講座の目的のひとつに世代間交流がある。「地域で友だちが欲しいけど子どもの世話で毎日が手一杯」という子育て世代と「子育ても終えて地域で居場所が欲しい、自分の趣味を何か役立てないか」というシニア世代の橋渡しも担う。

 ○…区内の地域子育て支援拠点で装飾を手伝っていた昨秋、「手先が器用ね」と同講座の受講を勧められた。演じきった時、「よかったよ」と周囲から声をかけられ、胸があたたかくなった。講座開催を前に、2才の娘にシアターを披露する日々だが、「見飽きたようなので、講座にエプロン作りを組み込み、種類を増やすなど工夫が必要かも」と構想は尽きない。

 ○…横浜生まれ。小学生の時、放課後は母が働く託児所へ通った。年下の子どもたちが自分を慕ってくれることに喜びを感じ「保育士になりたい」と思うように。夢を追い続け、高校卒業後は保育関係の専門学校に進学したが、卒業を1年後に控えた時、お腹に命が宿った。「資格だけでも」と妊娠後も学校に通い、保育士資格を取得。「就職できなかったことが心残りだった。いずれは保育関係の仕事がしたい」と夢は続く。

 ○…手先の器用さを活かし、子育て支援拠点で紙や布から工作するハンドメイド部を取りまとめている。創作意欲が強く、2歳の娘を寝かしつけると創作が始まる。牛乳パックを使ったパズルや色紙を使った工作など、部屋の壁には愛情満載の作品が飾られている。「子どもの喜ぶ顔が見たい」。原動力はそこにある。自身も多世代家族。「講座を通じてエプロンシアターの魅力を知ってもらうと同時に、地域内で世代を超えた交流のきっかけになれば」と満面の笑顔を浮かべた。

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