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保土ケ谷区版 公開:2015年11月19日 エリアトップへ

ミス横浜国立大学でグランプリを受賞した 林 莉世(りせ)さん 教育人間科学部3年 20歳

公開:2015年11月19日

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何事も限界まで挑戦

 ○…横浜国立大学の「ミスコンテスト」で今年度のグランプリに。インターネットと当日の参加者の投票で選ばれた。「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった」と飾らない笑顔で話し、「メイクの仕方などアドバイスしてもらい、自分の夢のように応援してくれる友人の存在が嬉しかった」と周囲への感謝を滲ませる。「夢」というアナウンサーへ、ミスコンは登竜門。「チャンスがあるならチャレンジしたかった」。夢への思いが背中を押した。

 ○…小学生の頃から憧れるアナウンサーに、より一層思いを強くした経験がある。国際協力を学ぶゼミで昨年、南米の途上国に赴いた時のこと。車のタイヤが泥にはまると、言葉も通じない現地の人が一緒に車を押してくれた。人の温かさに触れ、「もっと世界の良い面を発信していきたい」と真剣に考えるようになった。

 ○…東京都出身。休日は、母親とカフェで紅茶とケーキを楽しみながら恋愛話に花を咲かせる。母親から幼少期に言われた「あきらめる前に限界まで挑戦しなさい」という言葉が胸に残り、「何事も簡単にあきらめたくないと思うようになった」と話す。高校時代から「憧れていた」というヴァイオリンを始めたのも、大学のオーケストラサークルに入ってから。「今からじゃ無理だよ」と周りに止められたが、やってもいないのにあきらめたくなかった。ヴァイオリンを買ってくれた両親にはバイト代で購入費を返済。苦労しながら必死で先輩に指導を受け、12月の定期演奏会では幹事を任されるようになった。

 ○…週に一回アナウンサースクールに通い、報道番組は欠かさず視聴。連続ドラマも好きで必ず録画する。「このVTRはもっとこうすればいいのに」。画面の前で突っ込みを入れることも。「ミスコンで人とのつながりが広がり、挑戦してよかった。夢に向かって、いつも向上心を忘れない自分でありたい」と眩しい笑顔が印象的だ。

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