相鉄線の上星川駅で列車の接近を知らせるメロディ音が10月15日まで、「区の歌『わがまち、保土ケ谷』」に変わっている。区制90周年を記念した限定企画で、同曲のオルゴール版が採用された。
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区制90周年記念事業実行委員会(畑尻明会長)の広報・啓発等部会からの依頼を受けた相鉄は、「まちの節目の盛り上げることができるのであれば」と、この呼びかけを快諾。区内には相鉄の駅が5つあるが区役所の最寄り駅である同駅への採用を決定した。
同曲は区制80周年を記念した事業の一環として当時、桜丘高校に通っていた貝原萌奈実さんが詞を作り、当時フェリス女学院大学音楽芸術学科教授だった岡島雅興さんが作曲。このオルゴール版が上下線のホームで流れている。
畑尻会長は「相鉄の粋な計らいに感謝したい。80周年の時にできた曲が90周年を記念し駅のホームで流れ、10年後の100周年へのスタートが切れることは本当にありがたい」とし、また、曲ができた10年前に区長を務め、現在は「区の歌合唱団」の活動にも参加している金子宣治さんは「大変うれしいこと。歌が誕生して10年。徐々に広まりつつある中で、今回のことでこの動きが一層加速すると共に、区民の皆さんに知っていただき、また、歌っていただきたいと思う」と話している。
同駅は1日に3万人近い乗降があり、上下線あわせて1日に550本近い列車が走行している。
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