保土ケ谷区 スポーツ
公開日:2021.09.30
元横浜FC松井選手
再び「横浜」へ
フットサルへ初の挑戦
フットサルリーグ1部(F1)を戦うYSCC横浜に、サッカー元日本代表で、昨年12月までサッカーJ1・横浜FCに所属していた松井大輔選手が加入し、9月14日に横浜市内で開かれた会見で意気込みを語った。
松井選手は昨冬にJ1横浜FCからベトナム1部のサイゴンFCに移籍。コロナ対策でロックダウン(都市封鎖)を実施するなどリーグ戦再開のめどが立たない中、YSCCからオファーが届いたことでフットサルへの転向を決断したという。フットサルリーグでサッカーW杯出場経験を持つ選手は初となる。
二刀流の可能性も
会見で松井選手は「ベトナムでプロ生活を終えようか迷ったが、子どもに戻ったようなワクワク感や楽しさを表現できると思って転向を決めた。新しいことにチャレンジしているYSCCと同じ方へと向かい、フットサル界を盛り上げていけたら」と決意を新たにした。またYSCCはサッカーJ3にも所属しており、プレーの二刀流の可能性にも言及した。
難民認定選手も
この日はサッカーミャンマー代表のアウン選手の入団も発表された。同選手はサッカーW杯の予選に臨むために来日し、5月の日本戦で国歌斉唱の際に軍の圧政に抗議の意思を示した。そのまま帰国すると拘束などの危険性があるとして日本に留まり8月から練習に参加。難民認定を受けた初の選手としてフットサルに挑戦する。アウン選手は「チームのみんなは支えてくれる家族のような存在。これからプレーで頑張りたい」と話した。
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