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保土ケ谷区版 公開:2022年5月19日 エリアトップへ

地域の清掃や健康づくりなどに取り組む社会人スポーツクラブ「西谷AFC」の代表 矢本 大祐さん 上星川在住 32歳

公開:2022年5月19日

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矢本 大祐さん

地域と共生するクラブに

 ○…サッカーの母国・イギリスでは街の小さな草クラブにも地元のパブがスポンサーにつき、選手たちは試合が終わると店で祝杯を上げる。一つのクラブが地域に密着し、街の経済を回していく。留学先で出会った風景にヒントを得た社会人スポーツクラブ・西谷AFC(アスレティックフットボールクラブ)を昨年末に立ち上げた。クラブの理念は「地域との共生」。地元の飲食店が用具のスポンサーに名乗り出るなど、既に具体的な動きが生まれている。

 ○…泉区で活動を予定していた前身のクラブを引き継いだ際、練習可能なグラウンドを探して見つけたのが西谷だった。メンバーは現在26人。週に一度の西谷中学校での練習のほか、ほどがや市民活動センターが主催する区内の清掃活動にも参加する。クラブのエンブレムには保土ケ谷・旭両区の花と、東急・JRとの乗り入れで広がる街をイメージした斜めのクロスを取り入れた。

 ○…地域の健康のために何が出来るかと考え、カーリングとボウリングを合わせたような老若男女が楽しめる北欧発祥のスポーツ「モルック」の体験会も星川で始めた。きっかけは昨年末、和歌山の実家に帰省した際に弟が偶然モルックの道具を持ってきたこと。年齢や性別を問わず家族一同で盛り上がる様子に「これは保土ケ谷でもできる」と閃いた。「探していた『ラストピース』だと衝撃を受けました」

 ○…コンテナ船の運航管理の仕事で横浜で働き始めたのを機に上星川に住んで5年。クラブの活動を始めてから「すごいスピードで地域との関わりが増えて楽しい」と語る。健康福祉関係の仕事に携わる妻も活動の助言者の一人。「家族の存在なしには出来なかったですね」と薬指に輝く指輪を見つめながら語った。

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