戻る

保土ケ谷区 スポーツ

公開日:2023.07.20

知的障害者バスケ
国際大会連覇に導く
東川島町在住の一松さん

  • 連覇を果たし選手と記念撮影する一松さん(左端)

 東川島町在住の一松倫子さんがヘッドコーチ(HC)を務める知的障害者バスケットボール女子日本代表が、6月にフランスで開かれた国際大会で優勝。2019年の前回大会に続き2連覇を果たした。

 普段は教師として市内の特別支援学校に務める一松さんは、16年にHCに就任。4年前に続く優勝に「前回は就任間もない頃だったので、うれしいの一言」と振り返る。

 同大会は国際知的障害者スポーツ連盟が運営する総合国際競技大会。3×3形式で日本・オーストラリア・フランスの3カ国4チームが予選リーグを6試合行い、その成績をもとにトーナメントで順位を争った。

 日本は予選リーグ初戦で豪州の主力チームに敗れたものの、以降は全勝し2位で準決勝に進出。決勝で豪州の主力チームと再戦し、13対12で初戦のリベンジを果たし2連覇を決めた。

 選手5人のうち3人は初めての国際大会。一松さんは予選リーグを経験の場と位置付け「まずは相手の大きさを知ろう」など、試合を通じて選手たちに経験を積ませた。

 併せて「障害があると受け身になりがちだが、コートの中では自分の気持ちを伝えることが大事」と選手同士で話す機会を重視。選手の自主性を育て、優勝に導いた。

 大会中は日本の活躍ぶりに選手が観客からサインを求められることも。一松さんは「障害の有無にかかわらず一選手として見てくれたということに感激しました」と大会の思い出を話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

保土ケ谷区 ローカルニュースの新着記事

保土ケ谷区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS