保土ケ谷区 社会
公開日:2025.12.25
常盤公園きれいに35年
保土ケ谷中生が清掃活動
保土ケ谷中学校の生徒が12月10日に常盤公園で行われた地域清掃に参加し、常盤台地区連合町内会(石川源七会長)のメンバーらと共に落ち葉などを拾った。
同校は地元住民が同公園で行う地域清掃に、1990年からボランティアで参加。福祉委員会や有志の生徒が放課後に集まり、年3回の頻度で公園をきれいにする。しかし、6月と9月に予定していた活動が悪天候で中止となったため、今年は初めての実施となった。
この日の地域清掃には20人以上の生徒が参加。地元住民と協力し、ほうきなどを器用に使い、空気が乾燥したこの季節に特に火災の原因となる落ち葉を大量に拾った。活動後、同連合町内会環境衛生部会が桜の木などの間伐材などで作り、小鳥のさえずりに似た音を出す「バードコール」が生徒にプレゼントされた。
福祉委員会の顧問を務める佐伯浩昭教諭は「多くの生徒が部活動などと両立しながら積極的に手伝ってくれる。自分自身、地域とのつながりやボランティアの重要性を生徒から教わっている」と感想を話した。石川会長は「中学校と町内会の交流を深める取り組みになっている。常盤公園にごみが少ないのは、生徒の皆さんの協力あってのことだと思う」と感謝の言葉を述べた。
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