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保土ケ谷区版 公開:2024年11月28日 エリアトップへ

常盤台地区連合町内会の会長で、大学生らと協力して地域を盛り上げている 石川 源七さん 常盤台在住 80歳

公開:2024年11月28日

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石川 源七さん

「巧遅より拙速を尊ぶ」

 ○…納涼盆踊りとともに常盤台地区の二大行事として位置付ける「ワイワイ文化まつり」を11月24日に開催し、まちににぎわいをもたらした。「自分は町内会の先輩方が築いてくれたレールに乗っているだけ。まちの行事を絶やさないよう、次世代にバトンを渡していければ」と話し、実直さがにじみ出る。

 ○…福島県で生まれ、2歳から横浜で育った。小学2年の時に鶴見区から常盤台に引っ越し、星川小、保土ケ谷中を卒業した。「常盤台小がまだなかったし、バスが通っていなかったので星川小まで片道40分かけて歩いた。帰りの上り坂は地獄だったね」と苦笑いを浮かべながら当時を振り返る。まちに娯楽施設がなかった分、地域の大人が映画会やのど自慢大会を企画し、子どもを楽しませてくれたという。「一緒に遊んでくれたり、いたずらをしたら叱ってくれる大人たちの温かさを感じながら成長した」

 ○…常盤台地区には約2700世帯が暮らし、うち約1200世帯が横浜国立大学の学生。「いかにして地域活動の魅力を学生に伝えていくかを日々模索中」と語る。国大の卒業生や学生が中心となって進めている釜台町の二葉屋精肉店の跡地を多世代交流拠点にする計画に参加。ワイワイ文化まつりなどでも学生に歩み寄る。「地域防災などの場で若い力が必要となる。多世代が支え合うまちにしたい」と熱い思いを胸に込める。

 ○…「巧遅より拙速を尊ぶ」がモットー。「行動前に考えることは大切だが、失敗を恐れずにすぐに実践することも重要だと思う」ときっぱり。住民目線で羽沢横浜国大駅周辺のまちづくりを担う計画に携わり、人々が安全・安心に暮らせるように意見を述べる。フットワークの軽さを生かし、地域活性化を促す。

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