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保土ケ谷区 スポーツ

公開日:2025.07.03

高校陸上
保土ケ谷、15人が全国へ
個人、団体種目ともに躍動

  • インターハイ出場を決め、喜びを共有する部員たち(同部提供)

  • 4×100mリレーで、2走の塚本さんから3走の佐々木寛大さんへのバトンパス(中央)

 県立保土ケ谷高校陸上競技部が6月13日から16日に栃木県で行われた関東高等学校陸上競技大会の南関東地区予選会に出場し、15選手がインターハイへの出場権を得た。

 個人種目でインターハイに出場するのは、及川集雅さん(3年)、小島平さん(同)、安達右紗さん(2年)の3人。

 及川さんは男子5千m競歩で優勝し、2年連続で全国への切符を手にした。自己ベストには約1分及ばなかったが、「後半勝負」の冷静なプレースタイルで貫禄を見せた。

 昨年の神奈川県高校新人陸上大会では、5千m競歩の大会記録を10年ぶりに更新するなど、全国のライバルからも一目置かれる存在。「インターハイでは、応援してくれる家族に良いところを見せて優勝したい」とさらなる飛躍を誓った。

 小島さんは男子円盤投と砲丸投の2種目で全国へ。円盤投は46m65で3位、砲丸投は15m27で5位だった。「食事も練習」と考え、間食をして昨秋から体重を約8kg増加。「確実に力がついている。2種目で3位以内に入りたい」と話した。

 安達さんは女子円盤投で34m75を記録して6位に入り、同部では唯一の女子選手として全国へ。「ダッシュや筋トレを頑張り、俊敏性を高めていきたい」と前を向いた。

 団体種目は、男子4×100mリレーと男子4×400mリレーで5位入賞。4×100mリレーでは、実力者の古屋颯さんがけがで欠場するなどのアクシデントもあったが、総力戦で全国行きを決めた。両種目に出場した塚本蘭天生(らんでぃ)さん(2年)は「自分は初めてのインターハイになるが、それを言い訳にせずに実力を最大限に発揮したい」と力強く語った。

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