保土ケ谷区 社会
公開日:2025.07.17
和田西部
祭り気分で防災意識向上
地元住民でにぎわう
和田西部町内会(宇佐美勝彦会長)による「防災フェア」が7月6日に横浜新道陸橋下の和田一丁目公園で行われ、多くの住民が参加した。
今回で13回目となった防災フェアは、大規模災害への対応力強化による機運醸成を図ろうと、東日本大震災が発生した翌年の2012年から行われている。同町内会の子ども会や保土ケ谷消防団のほか、地域活性化に取り組む横浜国立大学の学生団体「ワダヨコ」や市立保土ケ谷中学校の生徒など、地域に根差した約75人がボランティアで運営に携わった。
宇佐美会長が「『楽しく』をテーマにしている」と話すように、当日はさまざまな体験ブースを用意。水消火器を使った訓練のほか、ジャッキアップやAED講習などが行われた。地元にゆかりのある地蔵尊をモチーフにしたキャラクター「和田丸」も登場。地震体験車に乗り、参加者と交流を図っていた。
ガス復旧とごみの分別指導も実施。古紙や古布は基本的に「資源集団回収」で回収されることなどが共有された。
「訓練体験景品」として、かき氷と水缶の配布があり、参加者はかき氷を無心で頬張っていた。宇佐美会長は「ご来場されたたくさんの皆さま、そして、ご協力いただいた全ての皆さまに役員一同、心より感謝申し上げます」と参加者に向けてあいさつした。
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