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保土ケ谷区 社会

公開日:2025.09.18

にぎわい創出の拠点に
星川駅行政区画 運営事業者決まる

  • 創造界隈拠点の提案イメージ(市提供、転載不可)

 横浜市は9月8日、相鉄線星川駅中層階に位置する行政区画を活用した新たな「創造界隈拠点」の運営事業者が決まったことを発表した。市内の循環経済を推進する事業を展開するハーチ株式会社とRoute Design合同会社で構成されるグループが運営する。

 創造界隈拠点は市が2004年から進めている「文化芸術創造都市」の取り組みの一環で、アーティストやクリエイターが新たな価値を創造するための場所。市が民間事業者と協力して市内の公共空間などを活用し、象の鼻テラスなどの都心臨海部を中心に点在する。星川駅は7カ所目の創造界隈拠点となり、都心臨海部以外では初めて。

 同拠点となる場所は、星川駅に直結する鉄骨造2階建ての建物内で、対象面積は約200平方メートル。

 市によると、対象区画は数年間遊休化し、活用方法が決まっていなかったという。そこで市は今年3月に対象区画で、オリジナルポーチを作成するワークショップなどを盛り込んだイベント「星天めぐる芸術祭」を実施。多くの人でにぎわい、交流拠点としての可能性を見出した。

 同拠点の運営事業者は地域で不要となった資源を回収し、地域住民への資材提供やワークショップに活用する循環型の取り組みなどを構想中。横浜周辺で活動するアーティストの制作支援なども実施するとしている。

 市の担当者は「地域課題をクリエイティブな取り組みで解決し、地域交流を促す新たな拠点として機能することに期待している」と話す。開業時期などは、詳細決定後に発表するとしている。

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