保土ケ谷区 社会
公開日:2025.11.13
和田・釜台地区
こども食堂にぎわう
カレー80食、1時間で完売
和田・釜台地区社会福祉協議会(播口輝二会長)は11月8日、こども食堂「わだ・かま食堂」を釜台町自治会館で開催した。カレーライス約80食が1時間で完売するなど、過去最多の人出でにぎわった。
同地区社協は、第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり地区別計画のテーマである「つながる」を促進する活動を模索し、昨年10月と今年3月にこども食堂を試験的に実施。主に総菜類の卸売を行っている株式会社ジャンボリア=峰岡町=などから、保土ケ谷区社会福祉協議会を通じて無償提供された食材で作った料理を小学生100円、中学生200円、高校生以上300円で提供した。
こども食堂を通じて世代の垣根を越えた交流が育まれたことから、9月から2カ月に1回の頻度で「わだ・かま食堂」として開催している。
この日は鶏肉やジャガイモなどが入ったカレーライスのほか、バイキング形式で卵焼きやハンバーグなどを提供。米5kgで作ったカレーライス約80食がスタッフの想像を超える勢いで完売するほどの盛況だった。子どもたちは「たまねぎなどの野菜の甘味が溶け込んだカレーでおいしい」「みんなで食べると楽しいね」などと言いながら夢中で料理を頬張った。
播口会長は「回数を重ねるごとに参加者が増え、過去一番の盛り上がりを見せた。わだ・かま食堂の存在を児童に周知してくれる常盤台小学校などに感謝している」と感想を話した。同食堂では現在、食事の配膳をメインで行う小学生の「お手伝いメンバー」を募集中。多世代で活動を盛り上げていく。
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