保土ケ谷区 社会
公開日:2025.11.27
「防犯・防火」でまち巡回
帷子番所拠点に夜警
帷子町周辺の住民有志が11月15日、地域を巡回する「夜警」を行った。
この夜警は、旧東海道沿いにある地域交流施設「帷子番所」の建設に携わった八ッ橋良光さんらが中心となり、2009年頃から始めた取り組み。1月と8月を除く毎月第3土曜日に集合し、帷子町、岩井町、月見台を巡回する。「防犯・防火」を活動テーマの一つに掲げ、防犯パトロールのほか、たばこの吸い殻など出火原因となるごみを拾う。
15日の活動には11人が参加し、保土ケ谷駅西口周辺などを手分けして巡回。たばこの吸い殻のほか、飲みかけの缶ビールなどを拾った。また、夜道を一人で歩く子どもや女性の帰路を見守った。
八ッ橋さんは「夜警に携わる皆さんが地元を『良いまちにしたい』という思いを持っている。参加人数も徐々に増えている」と手応えを話す。月見台在住の飯野聰さん=人物風土記で紹介=は「夜警に参加して顔見知りが増えた。災害など困った時に気軽に助け合える関係づくりは大切だと思う」と話した。
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