保土ケ谷区 社会
公開日:2025.12.11
鶴見区田口園芸
「枝サンタ」で恩返し
伐採木を有効活用
伐採した木の枝にサンタクロースやトナカイの絵を描いて遊ぶイベントが12月6日、開園に向けて工事中の上菅田町市民の森の管理者用スペースで行われた。
上菅田町市民の森の整備工事を行う田口園芸株式会社=鶴見区=がイベントを企画。同社は数年前、工事で伐採した木を再利用する方法や、工事への理解を得るために地域住民との交流を深める取り組みを模索していた。
緑化活動に取り組む一般社団法人鶴見みどりのルート1をつくる会が主催する、剪定した木の枝にサンタクロースなどの絵を描いて遊ぶイベントに着目。これを参考に工事で伐採した木の枝を使った同様のイベントを数年前から各地の工事現場で行っている。
この日は、開始1時間で来場者が50人に迫るほど盛況。参加者は好きな大きさの枝を選び、絵の具やペンで絵を描いた。同社の担当者は「これからも工事への理解を示してくださる地域の方々に恩返しをする活動に取り組みたい」と話した。
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