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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2026.10.15

神奈川県自動車ディーラー交通安全対策推進協議会保土ヶ谷地区の会長を務める 杉山 昭彦さん 岡沢町在勤 59歳

  • 杉山 昭彦さん (写真1)

信頼重ねて奏でる安全

 ○…保土ケ谷区内の自動車販売店などで構成される組織の舵取り役を担っている。神奈川県内の交通事故死者数は99人(9月24日時点)で全国の都道府県の中で最多。環状2号線など区内でも死亡事故が発生している。普段はヤナセ横浜三ツ沢支店の支店長。「輸入車を扱う立場として、常にお客さまへ安全運転を呼び掛けている。事故のないまちづくりに貢献したい」と力強く語る。

 ○…戸塚区出身。スーパーカーブームに胸を躍らせた少年時代。免許を取得すると、車やバイクで湘南の風を切った。大学卒業後、ヤナセに入社。営業で断られて何度も心が折れそうになったというが、「石の上にも三年」と自身に言い聞かせてまい進した。顧客目線に立った提案を意識すると、信頼を得られるようになったという。「車屋は病院や理髪店と同じく、『かかりつけ』になり得る。お客さまとの信頼を築くには長い時間がかかるが、失うのは一瞬」と気を引き締める。

 ○…水害に弱い車種もあることから、避難所や災害の危険が高い地域などが掲載されたハザードマップの情報を繰り返し確認する。同店に着任して約半年だが、がけ崩れが起こりやすいエリアのほか、坂道や道幅が狭い生活道路が多いという区内の特徴を理解している。「お客さまの大切な命と車をお守りしたい」と責任感をにじませ、プロ意識の高さを見せる。

 ○…音楽大学卒業という、自動車業界では異色の経歴を持つ。「オーケストラは、指揮者や演奏者が互いにリスペクトし合って初めて成り立つ。これは会社組織にもいえること」ときっぱり。支店長である自身を指揮者に例え、スタッフ一人一人に得意な仕事を任せるなど、長所を伸ばす指導を心掛ける。結束を強めて事故撲滅を目指す。

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