橘学苑中学校・高等学校(杉嵜忠久校長)=獅子ヶ谷=の中高生徒約45人が、9月30日、鶴見消防団第8分団(清水邦夫分団長)に体験入団し、消防訓練に参加した。
「震災を契機に、協力して地域を守ることを学んだ。忘れないように意識する機会を設けたい」と学校側が消防団に依頼。中高生が避難でなく、消防訓練に参加するのは珍しいという。
訓練に先立ってあいさつした清水分団長は、「中高生になると、実際は助ける立場になるはず。今回の経験が役立てば」と激励。生徒たちは整列などの礼式にはじまり、ホース延長や放水など、本格的な訓練を体験した。
放水体験した高校3年生の男子生徒は「いざというときに手伝える。参加してよかった」と語り、高校1年の女生徒は「ホースは重かったけど、女性でもできると思った」と感想を話していた。
杉嵜校長は「大人になって消防団に入ったり、地域で活動したりするきっかけになれば。こうした消防関係と学校との取り組みが広がっていけば」とし、今後も定期的に行っていく予定だという。
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