小中生いじめ問題語る 横浜子ども会議スタート
子どもが自らいじめ問題について議論する「横浜子ども会議」の第一弾として、小中学生が参加する各区単位の会議が6月12日から行われ、鶴見区でも、市立豊岡小学校で議論が交わされた。
子ども会議は、横浜市が主催。市立小中高校と特別支援学校を合わせた全512校から代表者を選出し、改善策を話し合うもの。
子どもが自発的に議論し、いじめ防止に向け行動を起こしていくことにつなげるねらいがある。
議論テーマ決定
会議は3回実施。区単位での話し合いの後、市内方面別での開催を経て、地域ごとに選出された約100人が集結し、最終議論を行う全体会が開かれる。
鶴見区の会議には、区内全小中学校から各1名が代表として参加。小学校からは6年生、中学校からは2、3年生が集まった。
子どもたちは中学校区ごとの班に分かれ、学校での取り組みや、いじめについての考えなどを発表。子ども会議の軸となる、「一人ひとりを大切にできる学校にするために」など4つのテーマから、今後話し合いたいテーマを決定した。
不安も言えた
参加者は、「地元の子同士だったので、自分の中に溜めていた不安も言えて、すっきりした」「改めていじめはなくすべきだと再確認することができた」と感想を話していた。
今後は、7月17日と18日に、方面別会議が開かれ、テーマについて本格的な協議が行われる。全体会は8月22日に実施予定。
|
|
つるぎん27日に4月25日 |
|
|
|
|
<PR>